言事堂の日記帖(2023.4-)
2025.11.13(木)-11.17(月)
11.13(木)
昨日登山に行ってきたので今日は気分が良いです。齋悠記展が無事に終わりました。今日は撤収作業をしていますが作品を見ていただくことができます。お時間ありましたらぜひ。朝一で査定を1件、お客様からの注文の本も発注。sees magazineも売り切れたので発注をかける。通販も2日分が溜まっているので梱包梱包梱包。宛名書きや接客もしていたら3時間かかってしまった。
11.15(土)
昨日は大忙しで日記も書けず。朝は平温泉の大掃除の後、20分遅れで開店。朝の作業ができなかったので開店と同時に電話やメールの対応に追われる。お店に入ってきたお客さんがヴォイニッチ写本の話をしていて、つい声をかけそうになった。他にもお母様が沖縄出身という方が琉球切手を求めてくれたり、若い男の子が「豆腐屋の四季」を選んでくれたり、若い子たちがなかなかにおもしろかった。おばさんはうれしいです。定休日に留守電に注文が入っていて慌てて連絡をとる。関めぐみさんとも少し電話で話ができた。一緒に山に行けたらいいなぁ。新刊書の注文の受け取りの方も横浜からの常連さんも来てくださって賑やかでした。いつもありがとうございます。まぁまぁマガジンの按田優子さん特集号や、売り切れていたsees magazineも再入荷しています。あれも終わってない、これも終わってないだけどただひたすらこなすのみ、頑張ります。
2025.11.6(木)-11.10(月)
11.9(日)
今週はやけに忙しくて日記を書く暇もなかった。今日は雨、お客さんも少ないだろうと諦めていたらたくさん本が売れてうれしかった。こにたんがシフォンケーキを焼いて差し入れてくれた。本金の酒粕が入っているらしく、お米のぷちぷち感も感じられるかも、とのこと。食べるのが楽しみ!今週は文芸書をたくさん値付けしました。今日と明日は建築本をメインに。入荷は果てしなくどんどん続きます。齋悠記展も残すところあと1日です。
2025.10.30(木)-11.3(月)
10.30(木)
『日本の古本屋』に注文をしてくださったお客様に電話、メールアドレスが更新されていなかったようで新しいアドレスを教えていただく。『日本の古本屋』が使いにくくてどうにかならないのかとお叱りを受ける。古書通信の冊子を読むと、通販はやがて画像登録が必須になってくるだろうとのことで、今までそういった作業をしてこなかった古書店にとってはとても辛い環境になってきているだろう。うちも画像登録が遅れに遅れていて今やっと今年の7月17日分が終わったところ。お店では回線が弱くて画像登録が一向に進まないので休みの日や自宅で進めている。つきまといおじさんに薪割りをしているところを見られて以来、気持ち悪くて1年経っても薪割りが外でできない。せまい中庭で割っていてとても不便。在庫の確認をしやすくするために倉庫に持ち帰る本は「倉庫」とリストに記載をしていて、持ち帰る分の更新作業をした。タイトル記入に間違いがたくさんあって訂正しながら更新。
10.31(金)
月末なので各種支払い、なんとか今月も支払いを終えた。ふぅ。仕入れがなかな安定しない、そういう職業だけど。査定1件、ポストカードのシール値付け、齋悠記ちゃんの作品が届いたので傷などの作品チェック。Yさんが取り置きの絵本を購入しにきてくださる。新たに注文も。あまりに寒いレジ台用に足元ヒーターを購入。すごく暖かくて(暑すぎるくらい)なんとか冬を越えられそう。清水多嘉示さんが大叔父という方がご来店。文芸誌「窓」のデザインを担当されているそうで、最新号に言事堂のインタビューが載っていたので気になって立ち寄ってくださった。今日は雨で客足も少なくて売り上げも少なかった。連休に期待。明日から11月、気持ちも新たに、目標を作って頑張ろう。仕事に追われてているといろんなことを忘れて取りこぼしてしまうので、ちゃんと拾っていかないと。齋悠記ちゃんも搬入に来てくれます。展示は日曜日からです。お楽しみに。
11.2(日)
昨日は搬入で大忙しでした。齋悠記展始まりました。前島アートセンターで事務局をしていた宮原君がお母様と一緒に遊びに来てくれました。会うの何年ぶりだろう?その前後も沖縄関係の友人知人が続けて展示を観に来てくれました。遠くからありがとうございました。火水おやすみ、10日までの開催です。2日ほど値付けができなかったので明日からまた頑張って進めます。
11.3(月)
今日は晴れたり曇ったり雨が降ったり突風が吹いたりと忙しい。隣の工事現場の看板やコーンが風で飛んでいたので片付けに行った。遠くでfumiのタイヤカバーも飛んでいっていたのでのぶ君に電話。忙しい時間帯だったのに察知してかすぐ出てくれてよかった。今日こそ査定と値付けを進めたい。新入荷のお知らせブログは休み中に更新します。昨日は理不尽な怒りのため午後の3時間は腹立たしさで仕事ができなかったので、今日は挽回したい。自分勝手なことばかり言うおじさん大嫌い。他所に行ってほしい。海外からの問い合わせあり、注文もあり。商品の写真を追加で撮影して送った。翻訳すぐにできるのでとても助かっています。ありがとうgoogle。火水はお休みです。齋悠記展は月曜日までです。また木曜日に。
2025.10.23(木)-10.27(月)
10.23(木)
日本を旅行中のイタリア人から本の注文があって、滞在中の東京のホテルへ19(日)にスマートレターで発送した。水曜までに受け取りたいとのことだったので間に合いますよと伝えると、水曜日になっても届いていないと連絡が。スマートレターは追跡番号がないので、すぐにはわからないと思うけれども配達地区の郵便局に電話をして、配達員に覚えがあるかどうか聞いてもらったら、火曜も水曜も配達した記憶がないとのこと。水曜日の夜遅くまで対応して、今日朝いちで郵便局に電話をかけてあれこれ手立てをする。イタリアのかたも郵送先に部屋番号を書いておらず、フロントのないタイプの宿泊施設でおそらく日本人ではないオーナーが経営していて電話番号も繋がらない怪しいホテルだったので、返送されてこちらに帰ってくる保証もない。イタリア人には、あなたは届くと言った、他の店に注文すればよかった、イタリアまで送ることはできるか?と言われて、どっと疲れが出た。郵送状況の影響は私のせいではありません、電話も繋がらない怪しいホテルの人が本をこちらに返送してくれるとも思わないと返信。スマートレター本当に嫌い。 好きで何度も読んでいる今江祥智の短編があって、何度か文庫で仕入れて店頭で売っている。今月の便で仕入れたので久しぶりに休憩時間に読んでみた。読み終わってからふと思い出したことがあって、後ろの棚の中のくるくる丸めたブックカバーを開いてみて驚いた。去年、うちでアルバイトしていた及川さんが京都に行った時に、待賢ブックセンターの鳥井さんが私にと言って彼女に託してきたものだった。なんと、その今江さんの短編にこのブックカバーのことが出てくる、ということに今気がついた。なんたる偶然、どうして鳥井さんはこれを私に…???長新太さんの描いた猫の絵です。あずき色、こりゃ驚いた。いろんなことが起こる木曜日。 企画を二つ作っていて、休み時間にメモ書き。忙しいので本当にできるかどうかわからないけどやってみる。
10.24(金)
営業前に出張買取1件、上諏訪駅近くで旅館を経営されていたそうで、屋号の書かれたガラス戸が保管されていた。甲州街道から高島城へと続く道はお殿様が通っていたところなので、今でも道がしっかり残っている。温泉付きで繁華街で遊んで、競馬もして賭け事をして、駅前近くで食事もして相当賑わいのある場所だったそう。買取に行くとこういう話を聞けるのがなんとも楽しい。 先週買取にお伺いしたIさんから電話、私の査定額より高く買い取ってくれる人がいるとのことで買取はキャンセルになった。こんなこともあるんだな。買取に行った時に出張料をいただいていないのだけど、契約成立があってのことなので、こういう場合は本来なら出張費だけでも徴収できたらいいのに…。明日も出張買取があるので気持ちを切り替えてやっていこう! O(オー)のにゃおちゃんとおしゃべり、寒くなってきたね。
10.25(土)
昨日に引き続き今日も早朝出張買取。市町村史や諏訪の史料など持ち帰る。原稿用紙やノートなどもあったので持ち帰らせていただく。今日はリビセンにkittaさんとあたらしい日常料理ふじわらの奈緒さんがいらっしゃるということでお昼ごはんを届けてもらった。最近忙しくてお昼をちゃんと食べていないので、白米が嬉しかった。ブロッコリーの美味しいことったら。元気になりました。昨日の遅い時間に持ち込みの査定があるので少し進めつつ残りの査定も終わらせられたら。溜まりに溜まった事務仕事をしつつTO DO LISTを日にちで振り分けて仕事メモを作る。値付けをしておやつ食べて査定。
10.26(日)
今日は値付けを中心に進めるぞと決めてレジ台に座ったのに別の仕事が入ってきてあまり値付けができなかった。来週挽回したい。原稿を合間に書いていつもの仕事。出版社や印刷の歴史の本、書店員の本など、いわゆる本の本がたくさん入荷したのでレジ前の本棚にコーナーを作った。見やすい、売れるといいな。郷土史と文庫本の値付け。夕方に花火が上がっていた。仕事って一向に終わらない。
10.27(月)
買取査定1件、郷土史がたくさん入荷。早く値付けしたい。横浜の友達が本を買いに来てくれたり、最近知り合った沖縄の人が友人たちを連れて来てくれたり、伊那の友達がお菓子を届けてくれたり遠方から知り合いがたくさん立ち寄ってくれました。うれしい。生活も仕事もみんなでがんばろうねと声を掛け合って、この冬も乗り越えられそうです(寒さ的に)。遺品整理の会社の人に、引き取ったものはどういった販路があるのか聞いてみたらすごくたくさんルートがあって面白かった。本はすごく限られているのでうらやましい。みなさんたくさん買ってください…。差し入れのおやつを食べながら頑張ります。今日は郷土史をたくさん値付けしました。立川流の建築の本も入荷しています。京都御所にも立川流が手掛けた彫刻があるのだとか。出禁になったお客とのあの恐怖と怒りの日々の始まりから一年経ちました。たまには怒っていいですよね?火・水は定休日です。また木曜日に。日曜日から齋悠記さんの展示が始まります。お楽しみに。
2025.10.16(木)-10.20(月)
10.16(木)
火曜日に『日本の古本屋』のメンテナンスが終わり、いろんな不具合に見舞われ休み中はハラハラして過ごした。今まで、送料は注文が入ってから算出していたのだけれど、これからは表示することが義務付けられてしまって、手作業で全部変更をかけなければいけなくなった。その数14000点!1年、いや2年はかかるかな、地道に直していくしかない…。在庫の整理をしつつ、変更も進めます。今均一で310円の表示がありますが、領収書などご希望のお客様、ゆうパック発送のお客様は実費となりますので変更があります。新書版や文庫本などは送料が安くなります。ご了承くださいませ。香川の出身だという方が訪ねて来てくださる。長野への移住のために今準備中なのだとか。聞けば私の実家の隣町にお住まいだそう、その方は香川の友人ととてもよく似ていた。ばたばたと仕事を進める。バックヤードの整理、新刊書を整えたり古書の棚を整えたり。夕方ヒュッテみさやまの三井さんご来店、霧ヶ峰はそろそろ紅葉が終わって冬のシーズン入りかな。今日は通販の登録が1冊もできなかった。今月中に500冊は登録したい。
10.17(金)
老眼が酷くなって来ていて、仕事に差し支える。色々とやりずらいなぁ。『四月と十月』の最新号が入荷しました。同人も増えてハルカナカムラさんの連載も新しく始まりました。
10.18(土)
言事堂で取り扱い中の「仏像えほん」の著者店橋さんと編集の根本さんがご来店。明日飯田でししまいフェスがあるらしく、前乗りして長野入りしたそう。この後諏訪市内の仏像の見学へも。いいなぁ、ししまいフェス。値付けがなかなか進まないけれどもとにかく査定を終わらせる。写真集や長野の本が入荷しました。
10.19(日)
昨日夜中2時までおしゃべりしていたので寝不足(でも楽しかった…。)店頭買取の持ち込み1件、出張買取の依頼1件、査定待ち4件、進めても勧めても終わらない。とにかく急いで!ささらプロダクションの小倉さんと由井さん、諏訪のたねプロジェクトのかたがご来店。小倉さんたちは同人誌『窓』の私のインタビュー記事を読んでくださっていたようで、古本屋の仕事にとても関心がおありのようだった。齋悠記展の準備、通販の準備、あんなさんがケルマデックさんのタロットと本を納品に来てくれた。忙しいのにありがとうございます。通販にも登録しましたので遠方の方はそちらからどうぞ。今日は新刊書がたくさん売れた。武井武雄のこけしの絵も売れた。なくなると寂しいものだな。何か絵を飾ります。
10.20(月)
朝一で買取査定1件、いつも査定だけの作業だけど、本のクリーニングを進めながらの同時進行にしてみた。読みたい本も混ざっていたので休憩中に読みたい。店頭買取1件、山岳書のコレクターさんがやってきて、店頭買取の本もお持ちいただいた。持ち込み分と同じ量の山岳書をまた買ってくださった。本が巡り巡っている。今週は出張買取の予定が3件、他の仕事もあれもこれも終わっていない。大忙し。