言事堂の日記帖(2023.4-)

2026-08-06 11:21:00

2026.8.6(木)-8.10(月)

8.6(木)

朝一でイベントから持ち帰った本の片付け、持ち込みの買取1件を正午までに。問い合わせ4件と慌ただしい午前中|持ち込み買取(預かり)1件、引き取って欲しいという本の持ち込み8箱、店先がどんどん本で埋まっていく…、早く仕分けをしなくては|在庫が1冊になったので発注をかけたら品切れとのこと。増刷したいけれども紙代もインク代もものすごくかかるので増刷するか迷っている、との返事。別の出版社にも発注をかけたら、もう倉庫にも事務所にも在庫なし、いろんなものの高騰化で増刷は諦めました、との返事。戦争の影響か、戦争は文化を奪っていく。

 

8.7(金)

開店前にゲンケイの林さん畠田さんと打ち合わせ。ナリトヒトが9月にオープンなのでポータリーがまた賑やかになりそう。開店してすぐに均一本と新刊書と古書、満遍なく購入してくださるお客様が。石川直樹展を紹介する|持ち込み査定1件。今日は夜からMPPMのライブなので片付けを念頭にして品出し。15時くらいから動き出すか|常連Tさんに東北旅行の報告。遠野で品種改良され大陸に渡った軍馬の話をする。遠野で展望台から市を一望できる場所に出かけたら、山頂で放牧地を見かけた。軍馬を育てていた名残だろうか。農耕馬も含め、遠野から馬が消えたのは40年代ごろ。おしらさまも馬、馬と遠野の話はもう少し追ってみたい。話に出てきた映画「森に聴く」、塩尻の東座で11月に上映があるとのこと、やった!| 9月の写真展とイベントのチラシ校正、中野霞さんの短歌イベント「すわたんかたろう」が9/12に決定しました。こちらも楽しみです|ちょうどアンナさんが来たのでケルマデックさんのタロットと本を注文。きむらゆきさんのオラクルカードとしおりも注文。

 

8.8(土)

昨晩はMPPMのライブでした。朝は片付けから始まって、新刊書の品出し、入荷本(古書)の撮影など。大型本に続けて注文がありありがたい!石川直樹さんの写真集も入荷しました|過去最大量の在庫を抱えているはず、値付けの終わっていない箱を数えるのも怖い。とにかく値付けを進めるしかない|ゲリラ豪雨で夕方は雨音がすごかった。珍しく発送の本がなかったので濡れずにすんでよかったのかもしれない|あんなさんがさっそくケルマデックさんの本とタロットカードを納品しに来てくれた|コジコジの本を並べた途端に2冊ともすぐに売れた。ちいさなトガリネズミの本は友人の出産祝いに。夜、ちいさな赤ちゃんに会いに行く。ピザ屋で順番を待ちながらスマホのライトで坂口安吾の「肝臓先生」を読む。

 

8.9(日)

来週は撮影手伝いの日々、今日からカメラマンとコーディネーターが諏訪入り、うちで泊まることになったので朝から家を大掃除。少し遅刻してしまった。台風からこぼれた雨風が長野まで響いてくるのが心配。今日は値付けが随分と進んで棚出しが出来た。文庫本も新書もたくさん入荷しています。いつでも新しい(古書なのに)本を見ることが出来るように棚も工夫して作っていますので、ぜひ店頭にて眺めていただければ。

 

8.10(月)

沖縄からのお土産の珈琲豆で朝珈琲を入れた。ブルーベリーの香りが濃い、とてもおいしくて目覚めがよい。開店前に撮影隊といっしょに片倉館をロケハン。開店前の男湯に初めて入る。女湯よりすこし小さいけど光が明るい。外の庭も初めて歩いてみた|10時開店と同時にお客様が。戦場に渡った諏訪の軍馬について調べているとのこと。諏訪市史や長野県史には触れているところがあるかもしれないが、単著としては出てはいないのでは?全国でまとめたものはあるかもしれないけれども私はまったくわからなかった。ジロー・ヤマオカの『リトルボーイ』を思い出し心にくるものがあった|先月末から日本の古本屋にクレジットカード決済で注文してくださるお客様から決済がなく、メールの返信もなくキャンセルになるということが続いていて、これはどうしたものかと頭をひねってみたものの、よい策も見つからず、ひとまず発注もらって在庫確認できた時点でメールとSMSも一緒に送るということにした。以前は自宅電話のかたにも電話をしたりしていたけれどもそれももう時間が追いつかないので、あきらめることにした。メールを見ることができないお客様が注文がそもそもできませんと商品ページにも書いたけれども、意外にそういった情報は読まれていない。わかるー!

2026-07-31 12:23:00

2026.7.30(木)-8.3(月)

7.31(金)

石川直樹写真WSのチラシが昨日夕方に届いたので朝一で茅野市美術館へお届けに。前田さん中田さんとも会えたのでご挨拶、明日から展覧会なので緊張感が伝わってくいる。石川さんの写真展は明日8/1からです。1ヶ月間の開催なので、みなさんぜひ茅野まで遊びにいらしてください。ついでに言事堂に立ち寄っていただけると嬉しいです|なんだかとても忙しい、公費の書類の作り直しと改めての発行、こういった作業が意外に時間を使うので難儀する。早く値付け作業がしたい。今日は末日なのでいろいろの支払いを15時までに終わらせなければいけないので必死。無事に今月の様々な支払いもすませてほっと一安心。

 

8.1(土)

今日から8月、夏本番。カゴアミドリの伊藤さんが沖縄関係の本の受け取りに来てくださるので急いで準備。カゴアミドリさんで沖縄のかご展が6日から始まります。会場にて沖縄の工芸を中心とした書籍の販売を行います。ぜひかごと一緒に楽しんでもらえたらと思います|通販の準備をして本の整理、チラシの準備をしたり事務作業あれこれ、あっという間に夕方。恐ろしい|Kさんが吉野せいの本を貸してくださった。10年くらい前に梯久美子さんが書いた新聞の記事も挟んであったので今晩読んでみることに。吉野せいと『アルプ』のつながりは知ってはいたけれども、串田孫一さんの序文を読むと詳しく書かれているかもしれない。読むのが楽しみ|インタープリターの川村さん(やまねこさん)が自著「インタープリターがゆく」の1と2を納品に来てくださる。最近周りにインタープリターになったという人が2人いて、とても身近に感じられている言葉だった。山や森のプロフェッショナルに案内してもらうのも、いつもひとりで黙々と登る山と違った楽しみ方が出来そうだ|今日もあまり値付けができなかった。昨日なんて1冊…。頑張ろう。

 

8.2(日)

忙しなく朝からあれこれ作業。午前中に来ていたお客様が、これから石川直樹さんの展示を観に茅野に行くとのことでいろんな話をしていたら、なんと、沖縄時代の言事堂から通販で本を買ってくださったことがあるという方だった。しかも勇崎さんの。感動して込み上げてくるものがあった。

 

8.3(月)

今日は早朝から仕事。写真WSはあと4名、ハンカチの通販の問い合わせも数件、転売は禁止にしたいので最初にやんわり断りを入れておく。来週の写真撮影のコーディネートでばたばた。新刊書の発注、査定1件、なんとか20冊値付けした。今の仕事、子育てをしていても、介護をしていても出来ない仕事だ。健康でいてくれている両親にも感謝。明日は伊那で出店です。仕立て屋のサーカス、はじめて観るのでいまからとても楽しみ。火水は定休日です。また木曜日に。

2026-07-24 20:17:00

2026.7.23(木)-7.27(月)

7.24(金)

夏季休暇から戻り、昨日から通常営業に戻っています。ありがたいことに休み中も通販の注文があり、昨日と今日は発送作業に追われててんてこ舞いでした|店頭買取2件、クーラーもさほど効かずサーキュレーターを2台に増やしました。東北では毎日曇り空で暑い想いをすることなく過ごしていたので、諏訪に戻ってきてこんなに世の中は暑かったのか・・・と驚いたのでした。、(しかし朝はさすが、涼しくて過ごしやすい)|石川直樹写真ワークショップ、9名様の申し込みがありました。あと半数、ご予約お待ちしております。

 

7.27(月)

昨晩は書架かむかふで開催の「よむ時間」に参加、いつもは仕事時間なので参加することが叶わず、念願の参加でした。宮澤賢治をテーマにみなさんそれぞれの宮澤賢治への想いを本と共にお話されていて心に深く降りてくるものがありました。たまたま最近宮澤賢治全集(筑摩書房)が入荷したので、「春と修羅」の草稿や改訂されたものなど読み比べたりしました。しばらく岩手のことで頭がいっぱいになりそうです|朝一で買取、江戸川乱歩全集と「エスコフィエフ フランス料理」が入荷。エスコフィエフはフランスの伝説の料理人だそうです|石川直樹写真WSの事務仕事をしたり通販の梱包をしたり相変わらずの忙しさです。忙しいですが9月の写真展の準備も始まっています。10月のイベントもそろそろ日程を決めなくては。ずっとあれこれ忙しいですね

2026-07-02 11:12:00

2026.7.9(木)-7.13(月)

7.9(木)
朝早くにスマホが鳴る。出ると買取依頼の電話。なぜ私の個人のスマホに?どうやらHさんが間違えて私の番号を伝えてしまったよう。お店用のスマホは基本的には営業時間内にしか出ない。午前中は忙しく午後から公民館の講座の講師として出かけるので無理だと伝えてもそこをどうにか…とのこと。まいってしまった。パニックの中、どうにか断ることができて午後から長地公民館へ、1時間半喋りっぱなしでお話をしてきました。昭和東南海地震を古書の資料からみなさんに防災を呼びかけるという内容だったのですが、古本屋と古書の話もたくさん出来ました。結局、このめいっぱい話をしていたことが気晴らしになりました。2年前のトラウマで、高圧的な(ずっと喋り通しなど)年上の男性がとても苦手です。接客がつらい…。ぐーぐーがお店番をしてくれて、今日も本が売れました。うれしい。明日は関根愛さんをナビゲーターにおむかえして日本国憲法を読む会です。

 

7.10(金)

イベント用にと昨晩購入したスツールの部品がなく、販売店に電話して交換してもらえることに。店舗の人たちは悪くない、悪いのは検品の部門の人たちだ。ちゃんと仕事してくれよと思う反面、私も注文品の管理出来てないんだよな…とうちあたいする。今日も1件、在庫を探せずどうしたらいいんだろうと路頭に迷う。15000冊の本の管理はそうはうまくいかない。旅行から帰ったら倉庫の配置を見直そうと思う。見つからなかった本が出てきますように。毎田周一全集全13巻が通販で売れて手を上げて喜ぶ。嬉しすぎる、昨日の疲れが吹き飛びました。単純です。

 

7.11(土)

2日連続でイベント(講座)だったので頭も身体も使ってぐったり。温泉に行けなかったので足がだるい。朝は平湯の大掃除の日。自宅のモップや雑巾を持っていけば良かったと後悔。冬は忘れずに|昨日の夜、日本国憲法を読んでみる会を開催しました。関根愛さんのナビゲートのもと、あまり内容をよくわかっていなかったけど改悪されると言われている憲法の自民党改正草案と現憲法を読み比べてみようという会。あまりの改悪案ぶりに会場一同凍りつく。頭では知っていても、こうやって読み上げたり、細かく読み砕いていくとなんということが繰り広げられているのかを目の当たりにすることとなった。全国民の幸福を、この草案で願い確約しているとは思えない。あきらかに戦争へと舵を切り始めるための憲法案になっている。なんとおそろしいことなんだろう。絶対反対です。差別も反対!全国民が、一度この草案と日本国憲法を読み比べてみることを強く強くおすすめいたします。そして関根さんとの語りの場を通して改めて気付かされたということは、怒りの中、怒りのままで発信をしても何も伝わらないということ。伝える、ためにはニュートラルな語り口で、誰にでもわかりやすい言葉にして話をしていくということ。SNS上の言葉は信用するべきものを選択すること。そういったことを改めて。いつも怒りくるっている自分を嗜めるためにも、穏やかでいることは大切です|開店前に国際郵便を出しに郵便局の窓口へ。対応が早くて助かりました|持ち込み査定1件、ストックの査定も1件終わらせる。そのほか持ち込み1件|また通販で送料を計上せずにお客様にメールをお送りしてしまっていた。悲しい。本当に気をつけたい。忙しいとどうしてもチェックが疎かになってしまう。落ち着いて。

 

7.12(日)

10日の日本国憲法の会でのことがずしりと重く心に響いている。関根さんがお話会のはじまりと途中と最後に、身体をゆるりと解いてください、とかゆっくり頭と身体を休ませてくださいと言っていたことがとてもよくわかる。かなこさんが来ていたのでその話をする。それぞれがそれぞれの場所で、とにかく語っていこう|長野県内の資料がまとまって入荷。以前入荷したことのある古民家の写真集「民家 信濃の美2」(信濃毎日新聞社)を見ていると、執筆者に三代澤本寿の名前が。一度読んだときには気がつかなかった。こうやっていくつかのフィルターが出来てきたことがとても嬉しい。しっかり目を通したい。

2026-06-25 10:05:00

2026.6.25(木)-6.29(月)

6.25(木)

近くの医療機関で学ぶ学生さんがご来店、地域医療についてのリサーチでインタビューをしているとのこと、喜んで協力する。ちいさな商いのお店と、介護の現場は繋がっていないようでいて根っこのところでこの地域をどうにかよい暮らしを生む場所に出来ないかと試行錯誤しているところは共通するところがあるのかなと思う|Kさんから、昔の霧ヶ峰のスキー場の話を聞く。最近読んだ本の中で池のくるみのところにスキー場があったと書いてあったので、あんなところに?と半信半疑だった。ほんとうにあったそうだ(ガボッチョ側)|今日は休みの間の発送作業を行ったのでたくさん梱包した。無事にお届けできますように。

 

6.26(金)

東京での出張買取で買い取った荷物が20箱届くので本を整理してすっきりさせた。えいやっと重い腰を上げないとできなかったあれこれが進んでとてもよかった。|買取査定2件、公費の書類作成、領収書作成、海外へ発送用のラベル作りなど。発送作業をしてひたすら本の片付け。今日はそれだけで終わってしまった。|コーヒーノススメの高津さんご来店、あしたのイベントが延期になったそうなのでチラシを差し替え。最近みたおもしろい映画の話をした。プロジェクターはやく買いたい|閉店前に来たお客様と話をしていたら、話に出てきた本が店頭にないことに気がついた。先月入荷したばかりの5000円くらいの本なので、万引きされたかもしれないなと思いながら捜索。やっぱりない。どこに行ってしまったんだろう。どこかに紛れていたらいいのに。

 

6.27(土)

先週の来訪者からの酷い言葉とその後の私への批判メールで憤慨して、先週からイライラが続く。出禁になったお客(客でもなかった人もいるけど)はこれで3人目、全員、セクハラやカスハラに関係するかそれに起因する話題から出禁にした。そして全員が男性、これが女性店員ひとりで経営しているお店の実情です。どうしてカスハラやセクハラ発言をした男性って、自分の失言を認めようとしないのでしょうか?認めないどころか、焦点をずらして責任をこちらになすりつけてくるんだよね。ひどい言葉には屈しません。気持ちの切り替えも含め、毎朝の三線の練習で呼吸を整えてから出勤、今日の仕事の内容を書き出していい1日にするぞと誓う|建築関係の本が山のように届いたので日本の古本屋にどんどん登録。部族の小冊子は予想通りやっぱりすぐ売れてしまった|倉敷生まれの建築家・浦辺鎮太郎の作品集が入荷、めくるとなつかしい建物がたくさん載っていた。倉敷公民館も中央病院も大原美術館の別館も市庁舎もこの方の設計。ランドマーク的な施設なので街に統一感が出ているのはこういう理由なのかもしれない|この間の出張買取用にゆうパックの専用の箱を買いに郵便局へ行ったら箱の仕様が変わっていた。店に戻っていままでの箱とくらべると、なんと同じ100サイズなのに、新しい箱のほうが大きい。どうして??いままでの規格と合わなくなるので重ねるとちょっとずれてしまうし、本の詰めかたも変わってしまう。新しい規格だと短い辺のほうに文庫本が3列入れることができた気がする。たくさん入るようになるのは嬉しいけど、持つと重くなる。慣れてきたものが変わるとちょっと大変。

 

6.28(日)

昨晩、富川岳さんや遠野物語の本を読んでいたら、先週からいらいらしていたことがばかばかしくなってきて、とても豊かな気持ちになれた。本って、ほんとうに気持ちを救ってくれる。ありがとう遠野!|通販で注文のあった「夜の画家たち」(講談社現代新書)を探していると、同じものが2冊棚にあった。重複していてもまったく気が付かなかった。文庫本と新書の棚も見直し点検しなくては|平凡社カラー新書と保育社のカラーブックスもたくさん店頭に出しました。建築書のとてもめずらしい本も値付けして棚出ししています。

 

6.29(月)

開店前に配達1件、メイクをしていないことに気がついてあわてて帰宅(忙しいと1年に1度くらいある。)|「甲州海岸寺」の写真集が入荷。高遠の石工が出がけた石仏が収められている山梨のお寺があって、その石仏の写真集があるんだよと昨日常連のAさんから聞いたばかりだったので、あれ?これは昨日の…と偶然すぎる出来事に驚いた。凄まじい週明けでしたが友人も泊まりに来て気持ちが和らいだ。ありがとう友たち。

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