言事堂の日記帖(2023.4-)

2025-12-12 23:57:00

2025.12.11(木)-12.14(日)

12.12(金)

休みの日に行った岩盤浴がとても良かった。疲れも心のもやもやもすっきり。冬場は定期的に行くべき!低血圧なので私はサウナじゃなくて岩盤浴派。開店前に銀行とツルヤへ。先週ぱたぱたと売れていった文化財保存建築の報告書関係に気をよくして今日も数冊登録した。また売れたらいいなぁ。ちくま文庫の宮沢賢治全集も売れて嬉しかった。Mさんありがとうございます。買取の支払いをして月末の振り込むもののチェック、新刊書の発注、通販の梱包など。日記読んでますと声をかけてくださったお客様がいて、あの赤裸々の?と言ってしまった。14日までmateoの展示は続きます。2階のギャラリーを開けたはいいが、いろんな改善点がどんどん出てきたので会期が終わったらあれもこれもと手直しをする予定。to do listの項目が500件ほどあるのだけれど、優先順位ももはやよくわからない。(自営業の皆さん、どうしてるの?)今晩は今年最後のことこと読書会の日。網野善彦「古文書返却の旅」と尾崎真理子「ひみつの王国 評伝 石井桃子」を紹介。どちらもとても静かに興奮して読んだ。石井桃子はもっと評価され続けてよいのに、ミッフィーちゃんやプーさんの愛らしさの影でその凄まじいまでの人生の遍歴が隠れがち。ああ、ありがとう網野さん石井さん。

 

12.13(土)

ゆうパック発送用に箱を探したけれどいい大きさのものがなく、段ボールを切って加工した。できるだけ切る部分を少なくするには…と考えてどうにか完成。小学生の時から工作は大の得意。こうやって長く仕事に活かせる特性を身につけられたことに感謝。父が肥後守を小さい頃から持たせてくれてたのもよかったのかもしれない。竹でお箸を作ったり、本棚、机、壁などなど、何でも自分で作ることができるようになった。できるだけ、子どもにはやれることをやらせてあげることが大事。(私は逆に自分の子どもにはあれこれ先にやりすぎたかもしれないな…。)公費の書類を作って梱包をいくつか済ませるともう14時。リビセンで小淵沢の露月の羊羹を販売しているというので予約購入。やっと食べることができる!うれしい。夜、自宅での仕事中に食べることにする。最近家でも仕事を当たり前のようにしている。おかげで今冬は編み物がまだできていない。

2025-12-05 13:26:00

2025.12.4(木)-12.8(月)

12.5(金)

マテオの展示がはじまりました。彼のドローイングはとても繊細で、どうやって見せていこうか悩みましたがいいところに落ち着きました。展示は延長が決まって、12/14まで。2階の特別なギャラリーですのでスタッフまで声をかけてください。ここ数日展示の準備で大忙しだったので、今日はゆっくり…とはいかず、入荷本どんどん紹介していきます。スワニミズムの坂間さんがご来店、suwazineを納品いただきました。すぐに売れてしまう人気の雑誌です。スワニミズムの会報誌もとてもよく動いていてただいま売り切れ中です。こちらも近々三浦さんが納品に来てくださると思います。坂間さんから古書の話を教えていただいたのでメモメモ。

 

12.6(土)

展示を観に来たというお客様がこそっと隠しておいていた石に気がついて尋ねてくれた。すごい、よく気がついたね。改装工事の時に床下から出てきた石をずっと2階の棚に置いていて、マテオの作品みたいに見えるので隠しておいたのだった。会場に来た人は見つけてみてください。「ひらやすみ」のなっちゃんのお友達に似た子だった。入荷したばかりの「諏訪郷族家系史」と「茅野村史話」が売れた。どちらもあまり見ることが出来ない希少本だ。聞くと、「日本の古本屋」で入荷情報をチェックしているという。気が引き締まります。先月の東京出張からずっと休みがなくて忙しくて、展示の準備や査定続きの疲れでここ2日間ほんとにぐったりしていた。これではいけない、今日はたっぷり寝ます。

 

12.7(日)

お店の開店時間ぎりぎりまで眠って、身体も心もすっきり!睡眠大事ですね。溜まっている仕事をとにかく片っ端から終わらせていきます。新刊書の注文を2件メール、公費の書類作成、通販作業。梱包まで進めて、午後は査定2件終わらせる(予定)健康健康健康第一。

2025-11-28 09:52:00

2025.11.27(木)-12.1(月)

11.27(木)

定休日に実家へ帰り、そのまま親戚に会いに関西へ。いつもは車移動なので電車で楽だった。本もたくさん読めたし。特に疲れもなく夜遅くに帰宅。通販の発送がたくさんあったので早朝から準備。仕事を当たり前にできるのは本当にありがたい、健康に感謝。閉店間際に牛山さんがきてしばらく談笑。牛山さんが冗談で、閉店間際に来て話してたらつきまといの人って言われそうだから帰ります、と言って帰って行った。冗談で聞けるようになってよかった。そしてもう本当にやめてくれ!

 

11.28(金)

休みの日に郵便局へ行けなかったので開店前に郵便局へ。レターパックなどを購入してゆうパックのラベル印刷もお願いする。小学生の集団が階段を降りてきていたので今日は登るのをやめておく。(手長神社にきたときは階段を休まず一気に駆け上がる、というトレーニングを行なっています)店に戻ってグラシン紙かけ、文庫本の上下巻セットのものをビニールで包む。通販の梱包などなど。前島さんから大きな白菜をいただく。夜に百瀬さんから野沢菜をいただいたので、夜は白菜と高菜の漬物大会です。

 

11.30(日)

八剣神社の秋の例大祭、みかん投げの日。もちろん店番で行けなかったけど、ポータリーのみきちゃんがみかん届けてくれた。やさしい!ささらプロダクションが数年前に制作した冊子があったので休憩時間に読む。由井さんの文章から、民映研の前身のような「日本観光文化研究所」という組織があったことを知る。初代所長は宮本常一。先週読み終えた網野善彦の古文書返却の旅のこともあって、レイヤーで物事を観ることができるようになった。網野さんの日本史の本はまだまだ読みたい。

 

12.1(月)

今日から師走。お店のカレンダー12月分が見つからずもどかしい気持ち。平谷さんがクリスマスリースを届けてくださる。ユーカリの香りが店内に漂う。那覇のお店でもユーカリを育てていたことがあって、それもいい香りがしていた。頭がすっきりする。冬休みに向けての新刊書の仕入れをしっかりやったので来週末にはたくさん届くかと思います。お楽しみに。マメイケダさんのカレンダーもあと3部だけあります。通販でも販売していますので、ご購入希望のかたはお早めに。浜松のBOOKS AND PRINTSのかたたちがご来店、昔、若木信吾さんの映画『トーテム』の沖縄上映の時に少し手伝ったような記憶があって、そのお話をされていたのでやっぱりそうだったかと。もう昔のことすぎておぼろげ。でも懐かしい、スミンが映画の中で語っていた台湾の創世神話(これはアミ族のものかもしれない)が日本のそれととてもよく似ていて、海は隔てるものじゃなくて陸地と陸地をつなげるものなんだなと思った記憶などが蘇ってきた。

 

 

 

2025-11-20 13:10:00

2025.11.20(木)-11.24(月)

11.20(木)

連休中に出張買取のため都内まで車で出掛けてきました。たくさん買取してきましたので、今日から店頭にて並べ始めています。常連さんもぜひ店頭チェックしにいらしてください。入荷本のリストはブログ「言事堂 新入荷のおしらせ」をご覧ください。お店にいらっしゃることができない方は通販をご利用くださいませ。(「日本の古本屋」から検索できます)うっかりレターパック類を買い足すのを忘れていて閉店後に郵便局へ。レターパックプラスを2通その場で投函。

 

11.21(金)

めっきり寒くなってきて体の関節が硬い。冬場は朝しっかりとストレッチをしてほぐしておかないと店内で本を運ぶ時に足首を捻ったりする。注意して過ごさなくては。あれから1年、何度も書くけど、1年前にとても悔しい思いをした。つきまといの男性に嫌な想いをさせられた。女性に嫌なことを言ったりしたりする人って、ぜーーーんぜん自分が悪いと思っていない。南城市の市長も酷かったね、むしろ女性のせいにする。寒くなってきたからか、ここひと月ほどは去年のことをよく思い出してむかむかしている。ありがたいことに怒りが仕事へ邁進できる原動力になる。あのつきまとい男が新入荷のお知らせを毎日チェックしていても構いません。この日記を毎日読んでいても構いません。(むしろ、自分のこと書いている!って喜んでそう。なので、もうここにも書きません。)出禁になってどうせもう来れないのだから、言事堂に入荷した本を並べて頭の中で読んでいればいい。こう書いてしまうくらい私は腹が立っている。悔しくなるほどよい本を仕入れて並べるし、通えなくなったことを後悔すればいいと思う。それだけのことをしたのだから。さようなら!さて、今日の話に戻ります。今日はランドネの取材があって久しぶりにカメラマンの五味君に会いました。リビセンかなこさんから2027年の朝ドラが諏訪が舞台と聞いて大喜び。しかも生活安全課か舞台だって。古物商とも関係があるので、ぜひ古本屋を登場させてほしい。なんなら言事堂で取材をしてほしい。平谷さんとエキストラ出たいよねーという話で盛り上がりました。とても楽しみにしています。仲間たちのおかげで楽しく仕事ができています。共同体ってありがたい。

 

11.22(土)

仕事用にヒーター付きのベストを買いました。これで作業中も少しは寒い思いをせずに済むだろうか。今日は試しに使ってみている。ポケットの中が暖かくなるのがうれしい。出張買取の本がまだ車に乗ったままなので下ろしつつ整理。沖縄県美の亀海さんと美ら島財団の金城さんがご来店、会うのは4年振り?とてもうれしい再会でした。現在沖縄県立美術館にて石川文洋さんの写真展を開催中とのこと。文洋さんは諏訪にお住まいなので、明日流すオンラインイベントのために来諏されたらしい。文洋さんの写真家人生の聞き取りなども行ったそうで、後日YouTubeに掲載するとのこと。楽しみにしています。

 

11.23(日)

開店前に出張買取へ。来月解体するという邸宅にいたのは親族の方ではなく、家主のかたの親友というご婦人。誰も看取れなくなった家の中で、そのご友人のかたは高校生の頃からここに遊びにきていたのと懐かしい話をしてくださった。少し時間があったのでカーペットを運ぶのを手伝って、本も車に運び込んでお店に戻る。思い出の場所がひとつ町からなくなるのはさみしい。その後に昨晩の?火事で焼けた家の横も偶然通りかかって、確実に街の風景が変わりつつあるな、と感じた。今日は運ぶものが多かったのでめずらしくエプロンをつけたまま仕事をした。もうボロボロなので新調したい。

 

11.24(月)

買取の本が今日も10箱ほど届く予定だったのでバックヤードの片付けと店頭の本の整理を開店前に。9時半頃にリビセンの前を通るとみんなすでに動き出していた。手すりを増設するんだそう。箱の中の本の仕分けをしながら掃除。マキタ掃除機の新しいアタッチメントを買ったので試しに動かしてみたけどいまいちよくわからなかった。次回詳しく見ていこうと思う。連休最後の日、たくさん本が売れました。新刊書の言事堂通信販売部も今月は好調でよく売れています。「日本の古本屋」は送料記載が必須となって、すでに登録済みのものは初期値を入れるしかなかったので高く映る書籍もあったと思う。売り上げは2割減になっている。店売りを頑張らないと…。火水は定休日です。また木曜日に。

2025-11-13 15:01:00

2025.11.13(木)-11.17(月)

11.13(木)

昨日登山に行ってきたので今日は気分が良いです。齋悠記展が無事に終わりました。今日は撤収作業をしていますが作品を見ていただくことができます。お時間ありましたらぜひ。朝一で査定を1件、お客様からの注文の本も発注。sees magazineも売り切れたので発注をかける。通販も2日分が溜まっているので梱包梱包梱包。宛名書きや接客もしていたら3時間かかってしまった。

 

11.15(土)

昨日は大忙しで日記も書けず。朝は平温泉の大掃除の後、20分遅れで開店。朝の作業ができなかったので開店と同時に電話やメールの対応に追われる。お店に入ってきたお客さんがヴォイニッチ写本の話をしていて、つい声をかけそうになった。他にもお母様が沖縄出身という方が琉球切手を求めてくれたり、若い男の子が「豆腐屋の四季」を選んでくれたり、若い子たちがなかなかにおもしろかった。おばさんはうれしいです。定休日に留守電に注文が入っていて慌てて連絡をとる。関めぐみさんとも少し電話で話ができた。一緒に山に行けたらいいなぁ。新刊書の注文の受け取りの方も横浜からの常連さんも来てくださって賑やかでした。いつもありがとうございます。まぁまぁマガジンの按田優子さん特集号や、売り切れていたsees magazineも再入荷しています。あれも終わってない、これも終わってないだけどただひたすらこなすのみ、頑張ります。

 

11.16(日)

開店前に代引き郵便を出しに郵便局へ。局が近くて本当に助かっています。100円均一の本の入れ替え。ワゴンのものも今日閉店後に入れ替えします。バックヤードの本の整理。3ヶ月前に入ってきた「三島由紀夫全集」(新潮社)をまだ品出ししていなかった。コンディションチェック、揃いかどうか、付録なども含めてあれこれ見ていく。バックヤードの品出ししていない本の箱だけでも30箱ほどあって、もうどこから手をつけてよいのやら。こつこつ頑張ります。たくさん入荷しているのでたくさん売れますように。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...