言事堂の日記帖(2023.4-)
2026.2.5(木)-2.9(月)
2.5(木)
定休日の東京出張から戻り、朝一は滞っていた通販の対応。来客が続き、開店から2時間半しゃべっていた。仕事が!午後は通販の梱包、棚の本を整理して在庫の整理。どこから手をつけて良いのやら…。沖縄県立美術館に開館時に作品を納品されていたというギャラリストの方がご来店。私はちょうどその頃美術館の準備室で働いていたので、名前を資料からお見かけしていた方かもしれない。22、23年ほど前の昔話。よい古本屋ですねとお褒めいただき光栄です。
2.6(金)
委託販売先への納品の本の準備があったので早めに出勤。郵便局へ行き代引郵便の投函。帰りに倉庫の本をピックアップしてからダンボールを資源ごみ置き場へ。帰りながら誘惑に負けてたこ焼きを買う。朝からたこ焼き、おいしかった!開店前からよく働いた。来客多し、飲み物を作りに行くこともできないくらい大忙し。夕方5時頃やっとほっとできた。講師の依頼があって相談の電話など。新刊書の追加も届きました。夜は明日上諏訪駅前で開催の一箱古本市に出店のkamebooksのおふたりと一夜文庫さん、積ん読屋馬場さんと飲み会。馬場さんから諏訪ステーションパークにかつて文教堂があったと聞いてとても驚いた。諏訪ICの開業時、80年代だろうか。文教堂のサイトを見てもざっくりとした沿革しか記録がなく残念。
2.7(土)
雪予報ではなかったのに、出勤時から粉雪がちらほら。あずさも夕方から計画運休が出ていて交通網が麻痺しそうで怖い。大事になりませんように。スワマチスローハイクの社会実験で宵々酒店の前の道が一方通行になっている。交通整備のボランティアで本金のちとせさんが来ていて、江戸時代の日本酒と蕎麦の話で盛り上がる。風土、という言葉を最近遠野の富川さんともメールで話していたところ。風土、なんどでも考えたい。正午までに通販作業を終わらせる目標だったのに、接客や問い合わせの返信で午後2時に。この2時間の効率の悪さ、もっと早く出勤して埋めるしかないのかな…。ずっと作業効率のことを考えている。一箱古本市帰りの出店者のみなさんがご来店。むこうみね書店の近況を聞く。春から動きがありそうだとのこと。3月までに安曇野に行きたいなぁ(雪のない日に)
2.8(日)
昨日の夜に雪が降って、5センチほど積もって雪景色。早めに出勤すると家の前もお店のほうもお隣さんがすでに雪かきをしてくれていた。やさしい世界…!せっせと薪作りと入荷本の整理。文庫本の棚に隙間が出来ていきたので重点的に文庫本の値付けをしなくては。わかっているけど雑務が多すぎてあれもこれも停滞気味。リビセンの駐車場でスケボーコースを作っていたけど、雪なので乗ることが出来ずみなさんで遊びに来てくれた。19歳の男の子、みんなスケボーが大好きなんだなぁ。湖畔沿いの公園に、スケボーパークができますように。ダンスのワークショップ開催中のUNOさんたちもご来店。講師のちびゆりさん、なんと、正月休みの時に松本で偶然通りかかって入ったカフェRAULAで行き合って、言事堂のショップカード渡していたお客さんだった!こんな偶然ある??
2026.1.29(木)-2.2(月)
1.29(木)
休日にしっかり遊んで車も点検に出して春のイベントのミーティングもして充実した3日間でした。今日からお店業務も頑張ります。朝から慌ただしい、電話3件対応して持ち込み査定、公費の注文だけど個人宅への配送なので大学在籍の確認のメールなど。午前中だけでも慌ただしい。今日は通販の発送が3日分たまっているのでひたすら梱包。注文の入っていた1977年のみずゑがさがしてもさがしても見つからず諦めようとして児童書の棚をみていたら一番下の引き出しの中にまとめて保管してあるみずゑを発見、あきらめなくてよかったさーという沖縄ではなじみのあのCMのセリフが出てきた。あきらめなくてよかった。
1.30(金)
昨晩はキャリーヌでディナー。すべておいしくて整えられていて居心地がよい。うちの店がいかに雑然としているか、戻ってきてから愕然とした。雑然愕然。胃の調子がまだまだ戻らないけれどおいしいものは食べたい。今朝は開店前に国際郵便を出しに郵便局へ、帰りに銀行へ。途中で2回どんどんとすれ違う。電話注文1件、店頭買取1件。通販で「チボー家の人々」の注文が入る。白水Uブックスのセット!新入荷のお知らせが数日滞っているのでどうにか今日中に更新したい。夜は店内にてMPPMのLive。寒かったけど、集中して音を聴くことができた。前回とはまた違う音。
1.31(土)
早めに出勤、昨晩の片付けをしつつ、ぐーぐーにお店番のレクチャー。10時にスワマチスロートークの会場へ。1時間半、諏訪市長と長谷川さんと小倉さんと登壇。エリアマネジメント、少子化、高齢化社会、バリアフリーな歩道、商店と住宅地のバランス、観光客と地元民どちらを優先させたまちづくりをしたいのか、などなど、意見を交わす中で見えてきたもの、課題や要望などいろんなものが浮き上がってきた。仕事をする場所でもある末広が、どのような景色へと変わっていくのか。よい機会をいただきました。正午過ぎ、お店に戻ってぐーぐーから引き継ぎをする。夕方までお客さんが途絶えなかった。閉店前に旅する料理人なおちゃんがきて、縄文話と宮沢賢治のことで話し込む。いろいろ約束して解散。今日は充実したよい1日だった。
2.1(日)
2日連続でイベントだったので少し疲れを感じてしまい、今朝はゆっくりめに出勤。薪の準備、本の問い合わせの返信、通販の梱包、本棚を整えながら新入荷本を入れながらの掃除。気がつけば14時。埼玉、神奈川からの常連のお客様が意気投合して一緒に諏訪大社下社の春の遷座祭に行くことに。うれしい出会い。そうか、もう2月か!ことことブレンドの注文をのぶおさんに。閉店後、あわててわざマートへ。おやつとひしわの紅茶買えた。
2.2(月)
昨晩新刊書の発注をまとめて。(今朝にまわすと間に合わなさそうだったので自宅で作業した。正解だったな)仕事前に薪の準備、工具でどんどん木を切っていった。スイッチがはいるとすいすいできるのに、なかなか作業に取りかかることができない。本の撮影、在庫チェック、発注と問い合わせのメール返信、通販の梱包、棚を整えて新刊書の棚出しなどなど。衆議院選の投票用紙がいまだ届かない。今回の選挙、いったいどうしてこんなに急ぐ必要があるのかと疑問だらけ。火水は定休日です。また木曜日に。
2026.1.22(木)-1.25(日)
1.22(木)
定休日に片づけやら仕事を進められたので今日はすっきりとしたスタート。書類の準備、本の掃除、棚の整理、買取本の整理など。加藤一二三九段の若かりし頃の著書が出てきたので本をめくって読んだ後、レジ台にもどって昼食を食べつつニュースを見ていたら訃報の記事があっておもわず声が出てしまった。とてもチャーミングなおじいちゃま、ご冥福をお祈りいたします。寒いので来客が少なくここぞとばかりに本の撮影やら整理やら。3時間でくたくた。夜は岩手の富川さんたちとオンラインでミーティング。今年は東北に旅に出たいなぁ。
1.23(金)
寒さと吐き気と共に朝起床。体調が悪い。なんで吐き気が…?と思い調べてみたら、自律神経の不調から起こる体調不良とのこと。寒さで吐き気をもよおすことになるとは!まったく何も食べられず、出勤時間ぎりぎりまで横になっていた。体調が悪いまま出勤、静かに事務作業をする。こういう日に限ってすごくおしゃべりな常連さんがやってくる。世の中そういうふうに出来ている〜。あまり動かずレジ台で大人しく仕事。お昼も無理そうだったので、断食と思い受け入れた(ミルクティーは飲んでいます)。ストーカー殺人のニュース、叶えられないものを叶えるために人を殺してどうするのだ、どこまでも自分勝手な加害者とその感情。被害者だけでなく加害者の家族もこれから一生苦しいだろう。2度書きますが、加害者本人はどこどこまででも自分勝手。『新年内神事次第旧記』を探しにきたお客様と話をする。うちには在庫がなく、入荷の覚えもない。あるのは『新年内神事次第旧記釈義』のほう。『新年内神事次第旧記』は近隣の図書館にも蔵書がなぜかなく、しばらく、はて、なぜ…?と頭がうろおぼえ一家のように傾いてしまった。今日は1冊も本が売れなくて、1年に1度あるかないかの日になりそうでどきどきしていましたが、常連のKさんがあらわれ、1冊購入してくださいました。神様!
1.24(土)
昨晩はネックウォーマーをして就寝、朝はぽかぽか、とても暖かくて驚いた。毎日付けて眠ろう。仕事前に歯医者の定期検診。しっかり掃除をしてもらう。先生が、しもやけにはとうがらしをお湯につけて液体をつくっていおて、それに手をいれたら1回で治るよ、とのことでした。傷口ができてしまったしもやけには使えないけど、初期症状の時にためしてみようかな。午前中は洞春寺のシャルとりゅうせい君が出ているテレビを見ながらグラシン紙かけと本の掃除、撮影と文庫本の棚を整えた。とある記事を検索しようとして久しぶりに以前使っていた言事堂のブログを開いてみたら、毎日のように閲覧者がいて驚いた。大晦日、正月なんかは1日に1000view超えていた。過去の日記を遡ってずっと読んでいる人がいるんだなぁ、本当に驚いた。私も久しぶりに読み返してみようと思います。案外書いたことを忘れているものです。
1.25(日)
今朝は開店前に雪遊び。やたろうとかなこさんが雪だるまとあひるちゃん製造機をもってきたので雪を入れて作って塀の上に載せました。気温は低いけど太陽が出てきたのですぐにとけてしまいました。かわいい雪だるま、また少し積もったら作りたいです。寒くて電子機器が充電しなくなってきた。最高気温0度、機械も動かなくなる気温なので人間も動けるはずがない。常連Kさんが本棚にあった塚田泰三郎、本田親蔵著『古時計』を持ってきて本田親蔵さんのことを教えてくださった。諏訪で本田導入線研究所という精密機械の会社を経営されていた方で、世界中を巡りながら時計を収集していたコレクターでもあったそうで、収集した貴重なコレクションを収蔵する美術館を設立する話が上がった時に諏訪市は受け入れることができず、時計博物館は松本に出来たのだそう。そういえば、松本に時計台のある博物館がある。あれのことか!ふむふむとメモをした。
2026.1.15(木)-1.19(月)
1.16 (金)
昨日は昨年から溜まりに溜まったグラシン紙をかける本の山を一気に片付け。作業台を作ってもくもくと作業した。たぶん50冊くらいかけたかな?すっきり。今日は通販作業と棚を整えることに専念した。査定があと4件、来週郵送で届くものもあるので置き場所も確保しないと。ゆうパックの発送個数が増えてきたのでほどよい大きさの箱もそろえておかないといけない。MPPMの告知準備と新刊書の本の厚みの測定。二郎さんの展示が終わったので精算の準備、バックヤードの片付けも少し。今日はあたたかいのでストーブをつけずにエアコンでしのいだ。あたたかくて助かるけども、諏訪湖の氷は溶けてしまったはず。御神渡りが気になる。今年氷結しないと、戦国時代の記録と並ぶらしい(戦国時代にも温暖化があったのか!)去年買っておいたうさぎやの羊羹をおやつに。おいしかった。公費やゆうパック詰めがあったので午後の通販作業に時間がかかり気がつけば16時。時間がかかりすぎる。どうやったら作業時間を短縮できるのかいろいろ試してみたい。
1.17(土)
今日もあたたかそうだったのでストーブをつけないで営業。持ち込みの買取1件。査定をしながらブラシと布で本の掃除。値付けをして表紙の撮影など。なかなか値付けのスピードを上げられない。常連Kさんからキャリーヌのガレットのおすそわけをいただく。今日は不思議なことがあった。通販の注文があったので、倉庫から持ってきた本をビニール袋に入れて発送までの間レジ台の棚のところに置いておいた。そしたら今日来ていたお客様がその本の背表紙をぱっと見て「おじいちゃんの書いた本だ!」と言って涙ぐみ始めた。佐久地方の政治家のことについてまとめた本で、ふた月ほど前から倉庫に保管していたもの。注文がなかったらここにはないはずの本だった。とても奇遇だなと思った。ビニールから出して少し読んでみた。国会議事堂がまだ木造だったころの写真や小川平吉がパレードで目立つようにと馬に乗って練り歩いた話、本の誕生秘話など、読んでいると著者の語り口が再現されるかのような文体だった。お客様も、おじいちゃん話す時もそうやって話していましたと教えてくださった。こんなことあるんだなと。本が孫を呼んでいるようでした。
1.18(日)
今日もいけるかも…と思ってストーブを付けずに過ごすことに。夕方は冷えそう、15時くらいからは付けようかな。ためておいたグラシン紙かけがとても大変だったので、今日はこまめに作業しました。美術評論など、良書が入荷したので数冊グラシンを。あなた、本が好きなのね、本当にたのしそうにお仕事してらっしゃる、とマダムに声をかけていただく。顔に出てたのかどうなのか。本が好きで、本屋の仕事が好きなら最高な仕事場だ。そして食べていけている。嫌な上司も同僚もいないしストレスも自分の仕事の上ではない。接客が最近苦手になっているので、それがストレスにならないようにしなくては…。
1.19(月)
朝から大忙しな上に15時頃まで来客が続き通販の梱包がぎりぎりだった。公費の書類作成1件、値付けも少し、査定の支払いなど。合間に飲む紅茶のおいしいこと!本の箱を移動させて、今日届いた査定の箱13箱+3箱を整理。今日は諏訪の店舗が3周年でした。あっという間の3年。今年はどんな1年になるんだろう。火水は定休日です。また木曜日に。26(月)は臨時休業いたします。
2026.1.8(木)-1.12(月)
1.8(木)
前日蓼科親湯温泉に泊まりに行っていたので、ぎりぎりに店舗に到着。間に合わないかと思った。せっせと通販の梱包。新刊書の値札付け。星野文月さんの『Personal Matters』とひとりごと出版の『取るに足らない大事なこと』、『ぶらり諏訪塾』の売り切れていた甲州街道編と西街道編の上が入荷しました。山崎さんからジロー・ヤマオカさんのCDをいただく。新しいアルバムのジャケットには山崎さんの描いたジローさん肖像画が使われている。いい赤い色。ぐっと寒くなってきたのでしっかりストーブを焚きたいけど仕事しながらなのでなかなか難しい。辰野にあたらしくできた本屋『山山』の飯島さんご夫妻とベビーちゃんがご来店。なんと、ついさっきインスタをフォローしたばかりで、偶然の来店にびっくり!引き合わせとはこういうことなのか。小野にある山山、はやく行きたいなぁ。本の登録を少し、明日はもう少し値付けを進めたいです。たまりにたまった査定もどうにかしたい。
1.9(金)
太田二郎さんが最終日の12日に14時から在廊予定とのこと。竹村良信『諏訪のでんせつ』『諏訪の民話』『諏訪のむかし話』がまとまって入荷。うちでもよく売れる人気の民話集。見返しに新聞の記事が貼り付けてあったので読んでみた。竹村さんは55歳でお亡くなりになられていて追悼の記事だった。若くして亡くなっていたとは知らなかった。『諏訪のでんせつ』は諏訪に来て一番最初に読んだ諏訪の本だ。こんなにも長く人々に読み継がれる郷土の本が残っていることが地域の財産だと思う。改めて、その功績を讃えたい。
1.10(土)
終わらない査定、終わらない値付け、終わらない仕事を終わらせるために今日も朝からスケジュールの組み立て。たまりにたまったグラシン紙かけとビニール入れを進める。広い作業台がほしい。本で埋まっていて作業がしづらい…。年末に通販の注文があって支払い期限が過ぎてキャンセルになった『美術選書シルクロード』にまた注文が入った。ご近所の方だったのでお店まで受け取りに来るという。さがしてもさがしても見つからない。通販での注文がキャンセルになった時に再度登録しなおして倉庫表記にしてしまっていた(倉庫保管の本はリストに”倉庫”と記載しています)店頭と倉庫を探しても見つからない。今朝、棚に本を片付けているときにたまたま棚の中に見つけた。昨日確かに確認した棚だったのに…。見落としも増えていてがっかりする。慎重に。
1.11(日)
今日は査定を1件終わらせるぞと意気込んで仕事スタート。値付けや棚出し、発送準備に追われて忙しかった。学生らしき人がたくさんきてくれた。本に慣れていないのか、棚を見るだけで手が本にのびない。よく本を読んでいるひとは所作を見るだけでわかる。牛山さんが諏訪市図書館の新聞記事検索端末の性能が上がって調べ物がしやすくなったと話していた。去年触ったけどどうだったかな。今度試してみよう。漆原さくらさんの『ふらんす留学記』が再入荷、おおいしももこさんの『道ばたの神さま』(静岡の道祖神のZINEです)と、長くフリーペーパーとして発行していた『虫のいどころ』総集編が届きました。こちらも今日から店頭で販売開始です。新刊書の通販の登録も遅れていてもうあれもこれも大変です。がんばるしかないー。今日は諏訪関係の資料がたくさん売れました。いい本もたくさん入荷しました、うれしい。明日は連休最終日、がんばるぞ。
1.12(月)
朝お店に来たらポストのある裏口にトタン板が一枚捨て置かれていた。身に覚えがないので誰かの嫌がらせだと思う。去年は雨樋いの一部が2階の屋根に飛ばされていた。ちいさいことで悩まないけど、ちいさい嫌がらせは看過できない。防犯カメラを取り付けることにする。すでに店内には取り付けてあるので、出窓の向こうも見えているはず、ここ数日の夜中の間の映像確認しようかな。身を守る手立てはとても大事、ここ2年ほどでとても強く感じた。太田二郎展最終日、閉店までお客さんがいて賑わいました。年越しの展示がひとつおわってほっとしています。雪も積もらず解けてよかった。火水は定休日です。また木曜日に。