言事堂の日記帖(2023.4-)

2025-04-24 12:27:00

2025.4.24(木)-4.28(月)

4.24(木)

2日間の東京出張から帰宅、疲れが取れないままの木曜日。常連Kさん、Mさんご来店。「本なら売るほど」の話をする。森茉莉や寺田寅彦のエピソードは秀逸という話など。買取の書籍が2箱到着。車にはまだ昨日買い取ってきた本が15箱ほど積んだまま…。とにかく売らなくては仕入れもできない保管場所もない。忙しい1週間になりそう。

 

4.25(金)

画集の査定、本の掃除をしながら8箱ほど進める。常連H君に「御頭祭でお見かけしましたよ」と言われる。彼はあのあたりの出身だそう。車の本を下ろすためになんとか在庫の整理を進める。16箱を移動できてほっとした。急いでDMのデザインなど。村野藤吾建築図面集が売れて、同じものが一括で仕入れで入ってきたのでこんなこともあるのかと笑ってしまった。在庫一式あります。これからどんどん画集も値付けをしていきます。月刊マンガ少年別冊『火の鳥』全9巻入荷しました。

2025-04-17 12:31:00

2025.4.17(木)-4.21(月)

4.17(木)

5月の展覧会カタログセールに向けて本の整理。今月カタログ類が50冊ほど入荷したので棚の見応えが出てくるかと思います。ただいま整えているところなので、楽しみにしていてください。常連Yさんが本を抱えて遊びに来た。いつも私たちに読ませたいー、といっていろんな本を持ってきてくれる。先週読んだ『本なら売るほど』が入っていてるなちゃんと一緒に笑った。文庫本と、洋書の画集などなど今日もたくさん入荷しました。洋画家ボナールのめずらしい写真集が入りました。モランディの画集も。

 

4.18(金)

出窓の掃除、展覧会カタログの棚出し、本の値付けをしてから通販の梱包などなど。5月の展示用のDMを急ぎ作る。まゆみさんとピーター・バラカンさんの出前DJの打ち合わせを少し。岩波文庫・ちくま文庫など文庫本、新書版など30冊ほど値付けしました。今日はお客さんが少なかった。明日はどうだろう。

 

4.19(土)

買取したばかりの画集の整理。来月のセールに回すものとすぐに値付けするもの等に分ける。書込線引の多いものは処分するのでバックヤードに。買取査定1件終わらせる。待機中があと3件。店頭買取1件。

 

4.20(日)

午前中に百均コーナーの本を全部どかして出窓の掃除。マキタの小さい充電式の掃除機をお店用に準備したので掃除がこれから楽になるはず。本を入れ替えてすっきりしました。ベン・シャーンの画集、ボブ・ディランの写真集、キャパ展のカタログ(「キャパ・イン・カラー」)、宮芳平自伝などなど、大型本も含め美術書や写真集の値付けを15冊ほど。画集はどんどん入荷が続きます。

 

4.21(月)
掃除機大活躍。展覧会の準備、新刊書のお知らせをSNSヘ。沖縄の友人たちが早速注文してくれる。ありがとう!店頭販売用のドリップパックの準備、出張買取などなどいろんな準備に追われて洋書の画集の値付けは進まず。火水おやすみです。また木曜日に。

2025-04-11 13:57:00

2025.4.10(木)-4.14(月)

4.11(金)

店頭買取1件。AMBIRDのぶおさんから『本なら売るほど』をすすめられて読んだら、冒頭の買取の場面で思わず涙ぐんでしまった。私のことが描かれてある…、と古本屋なら想像するかもしれない。読み進めるのが苦しいほど似ている。なんという漫画だ!

 

4.12(土)

ぐるぐるバザールの日。店頭買取1件、まだ終わっていないものが9箱、バックヤードには30箱ほど。いつ終わるのやら。査定を進めてひたすら値付け。今日は児童書、絵本の修繕(破れたところを修繕専用のテープで留めます)を受け付けています。店頭でできるような簡単なダメージしか受付できませんがご相談ください。夜はぐるぐるバザールの打ち上げ。吉増剛造詩集がまとまって15冊ほど入荷しました。

 

4.13(日)

あれもこれもと仕事が山積。TO DO LISTは減るよりも増えるほうが多いので一向に仕事が終わらない。それでも終わらせなければ。16箱の査定がやっと終わった。持ち込みをした方の私物ではなさそうで、どなたの蔵書だったのか気になっていたら痕跡を見つけてなるほどと思った。dannyちゃんのポストカードを購入くださった方に山の話をしたら、その方も登山をされるらしく、雲の平の縦走の話になった。去年歩いたらしい。うらやましい!八ヶ岳の山を全部登れたら、今度は北アルプスにも連泊で縦走に行ってみたい。

 

4.14(月)

昨晩ミヌレにmoonbirdのライブを聴きに行ったら、今朝メンバーの皆さんがご来店くださった!とってもうれしかった。仕事頑張れます。ビューティフルハミングバードもティコムーンも私は世代的にど真ん中なのでよく聴いていました。諏訪でのライブの話をカカポようこさんから聞いた時もちょうど『三時の子守歌』を車で聴いていたところだったので本当にびっくりうれしい出来事でした。音源買おう…。午後、ヒナタノオトのうさちゃんが突然来てくれて、本当に10数年ぶりの再会を果たしました。すぐに彼女だとわかって、時間がその時に戻ったようでした。当時ヒナタノオトで購入した吉田慎司さんの小さな箒を毎日のように使っています。また行きたいな、ヒナタノオト。今日はこのあとどんどん夫妻や松本のアルプスごはん金子さん、飯田のひなみ文庫さんたちも来てくださって、本当にうれしかったです。いい一日でした。木曜日からもどうぞよろしくお願いいたします。

2025-04-05 12:11:00

2025.4.3(木)-4.7(月)

4.4(金)

4月の営業が始まりました。平温泉(湯小路のほう)の新年度の湯札の販売が始まったので、購入者が増加。会員募集中です。ご近所・日本酒のお店「真菜板」に来たという遠方からのお客様が、電車の中から言事堂が見えて、気になって来てみたと話をされていた。中央本線からちょっとだけ見えるので、電車に乗る方は見つけてみてください。BOOKSの看板が目印です。

 

4.5(土)

午後からひたすら値付け。査定も進めたい。最近は入荷本のお知らせブログの閲覧数も増えて嬉しい限り。購入に結びつけばなお嬉しい。伊那の汕でのイベントは8(火)までです。上原和「玉虫厨子 飛鳥・白鳳美術様式史論」、吉田鋼市「トニー・ガルニエ『工業都市』注解」、ポール・オースター「空腹の技法」など入荷しました。

 

4.6(日)

中央道でETCの通信障害発生とのこと。観光客の流れに影響が出そうな諏訪。査定を3箱、バックヤードの片付けなど。四月と十月の注文と新刊書も20冊ほど発注をかける。GWに向けての選書を意識して。前田愛対話集成の1と2、筑摩書房「ボードレール全集」など入荷しました。

 

4.7(月)

紙もの雑貨の値つけ、在庫の整理。古書の掃除や値付け、通販の準備などの毎日の仕事を。去年のくるみでのバラカンさんの出張DJイベントにいらしていたご夫婦と話をする。出口かずみさんのポストカードを置いているお店を教えていただく。今度行ってみよう。ほぼ毎日うちに来てデッサンを描いていく山崎さんのことを見て、シャーロック・ホームズに出てくる七色の髪の男のことを思い出したそう。赤髪組合のことかな?火水は定休日です。また木曜日に。明日は伊那の汕でのPOPUPが最終日です。14時ごろから在廊しますので、ぜひ遊びにいらしてください。

 

2025-03-29 16:10:00

2025.3.27(木)-3.31(月)

3.29(土)

東京への出張買取のあと蔵書整理が慌ただしくて日記を書く余裕がありませんでした。新刊書も古書もたくさん入荷しています。日曜日の汕でのトークイベント用の本を準備。3冊くらいの予定が30冊くらいになりそうで減らしているところ。お時間ありますかたはぜひ伊那まで遊びにいらしてください。イベントは15時からです。汕の近くに今年1月、古本屋さんが新しく誕生したそうです。

 

3.30(日)

買取査定一箱分、通販発送の準備、紙類梱包の指導など。午前中ばたばたと作業して午後から伊那の汕へ。15時からトークイベント。山岸君と古本屋になるまでの話や、小さい頃読んでいた本から現在読んでいる本まで、読書の個人史をお話しました。私たちにとっては、読書、という行為が特に構えることなく自然に衣食住に組み込まれているので緊張しないし実に自由だよね、という話をしました。別に気取らなくてもいいし、途中でやめても、途中から読み始めても、なんでもいい。だから堅苦しくなく読書をはじめてもらいたいなという気持ちでいます。

 

3.31(月)

月末締めの支払いを済ませて新刊書の注文。査定を2箱。査定待ちだけで30箱ほど、年度末の引越しシーズンらしい数だと思う。優秀なスタッフがほしい。古本屋が本を読みながらお店番だけすればいいと思っている人が意外に多いのですが、それって、古本屋ってどうやって生計を立てているの?と思っている人が想像するイメージと結びついていると思う。本を読んでレジ番してるだけだと、そりゃあ、どうやって稼いでいるかわかりませんよね。私でもわかりません。

Uさんからの差し入れのりんごケーキをいただく。たくさん本を運んでくたくただった身体が元気になります。今日は平凡社ライブラリー版・小林康夫「青の美術史」、石牟礼道子「食べごしらえおままごと」、インゲヤード・ローマン展カタログなどが入りました。定休日挟んで次の営業は3日の木曜日です。

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