言事堂の日記帖(2023.4-)

2025-07-17 11:25:00

2025.7.17(木)-7.21(月)

7.17(木)

大雨で雨漏りしていないかどきどきしていたけれども棚は大丈夫たった。工事業者のかたがご挨拶に。なんと隣の鉄筋の建物と、その裏のライブハウスが入っていた建物を解体するとのこと。11月までかかるそうで、騒音はもちろんのこと、トラックの出入りが心配…。なかなかの試練が今年もやってきた、という感じ。精密機器の方たちが研修とのことで言事堂へ。少しお話もさせていただいた。いつも話ながら、あれ、何を話すんだっけ?とわからなくなってくる。60年代のイギリスのロックミュージックが好きだというお客様がご来店、音楽雑誌を購入くださる。表紙がデヴィット・ボウイだったのでつい話かけてしまった。

 

7.18(金)

通販の画像の登録が進んでいなかったのでひと月前に登録したものを今頃登録していく。アップロードが遅くて、同時進行で値札作りやゆうパケットのラベル作りを行う。29日までの分がやっと終わった。1週間分のグラシン紙かけと即決商品のビニール袋入れを済ませる。登録がどうしても早く出来ない。売れていく数と登録数がほぼ同じなので一向に登録数の総数が増えていかない。あと700点は増やしたいんだけど…。今日は『ブラッドベリがやってくる』『ブラッドベリはどこへゆく』が売れた。同じかたがサン=テグジュペリも購入してくれて、推しが売れてとても嬉しい。忙しくて息つく暇もなかったけど充実した1日でした。ブルーノ・タウトの日本滞在時の日記(1935-36年)や島崎藤村の童話集4冊組(筑摩書房)など入荷しました。

 

7.19(土)
クーラーをずっとつけていると寒いので、一人の時はスイッチを切るのですが、お客様が入ってくると急いで付けて、を繰り返しています。クーラーは本当に苦手で、一人だったら扇風機だけで付けずに過ごしたいところですがそうもいかず。これから2ヶ月ほどはこのような感じですかね、夏って短いな。夏の間にやらないといけないことが山積み。何も出来ていません。ムーミンの著作の翻訳家・冨原眞弓さんが今年の2月に亡くなられていたことをつい先ほど知る。ご冥福をお祈りいたします。『ミンネのかけら』は大好きで何度か読み返しました。彼女の留学中の大学生活でのエピソードがとても微笑ましくて逞しくて、いつか会ってみたかった方だった。とても残念です。冨原さんの関わる本をいくつか、追悼として店頭に並べようと思います。

 

7.20(日)

よく通販を利用くださる隣町のお客様が初めてご来店。同人誌窓をまとめ買いくださる。今日は『珈琲の世界史』『シシになる』『諏訪の神さまが気になるの』などの新刊書も出て、茶道関係の大型本も売れた。新刊書もたくさん発注したので来週あたりに届くかと思います。お楽しみに。古書の文庫本の補充も頑張ります。明日の連休も本がたくさん旅立ちますように。