言事堂の日記帖(2023.4-)
2025.5.29(木)-6.2(月)
5.30(金)
及川さんの仕事を改めて自分の仕事として流れを作ってみたら、あれ、これ省けるじゃない、あれ、これとこれ一緒にできるじゃない、とアイデアやら何やらがたくさん出てきて、とても勉強になった。仕事の見直しは重要で、売り上げにも繋がるので一人体制でどれくらい変わるのか、ふた月ほど実験してみたい。アルバイトしたいんですけど、というお声をいくつかいただいているのですが、うちの仕事の最低でもこれ、という条件は、ブラインドタッチと旧漢字が読めることと、本がぎっしり詰まった段ボール箱を20箱ほど持ち上げて移動しても平気なことと、薪割りができるかどうかなので、それでもやってみたい!という方いましたら連絡ください。いつか面接があればご連絡いたします。何度か言事堂に来てくださったことのあるお客様が今日もいらしていて、ここに来れば、いつもはっとする本と出会える、日頃気に留めていたことの本が置いてあってうれしい、という言葉をいただいた。私も書店でいつもそうなる。いずれも、それは扉であって、そこからもっと奥に進めるかどうかは本人が決めること。
5.31(土)
急ぎで送ってほしいというリクエストの本を出しに朝いちばんで郵便局へ。手長様の階段にもうーとーとー。新刊書が到着、値札をつけたり忙しい。事務仕事の作業をするデスク周りを機能的に改造したい。休みの日に作戦を練ることに。
6.1(日)
今日から6月。月頭のこの日は前月の会計仕事。梅雨の気配なし。夏山シーズン前にいくつか山に上りに行きたい。仕事中も山のことばかり考えている。開店前にわざマートへ本の掃除道具を買いに。近くて便利、まちのコンビニ。常連Kさんご来店、ご注文くださった鳥の本を手渡す。お知り合いの息子さんが書いた本らしい。ラジオにも出ていた鳥研究で有名な方だ。通販作業を済ませてSNSの作業。お客さんが途切れなくてやっとお昼ご飯が食べられると思ったら16時になっていた。
6.2(月)
今日はお客さんもまばらで仕事に集中できた。途中定連Yさんからカレーの差し入れをいただく。晩御飯の心配をしなくてもいい。通販で注文のあった本が見当たらない。どこに行ってしまったのか…。ヴァージニア・ウルフの短編集が売れていく午後のひととき、今日もいい日だ。火水はお休みです。また木曜日に。