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2024/07/25
【展覧会】郷美潮「ノッティングの敷物 楽しい椅子敷展」
夏はさらさら、冬はほんわかあたたかいノッティングの椅子敷を制作されている郷美潮さんの展覧会を 8/15日から25日まで開催します。
「ノッティング」ってなに?と思った方もいらっしゃるかと思いますが、民藝運動家で染織家でもある工芸作家の外村吉之助が考案した「倉敷ノッティング」という、織物の技法のことなのです。この織物は岡山県倉敷市にある倉敷本染手織研究所に入所して、この工房に1年間住み込み技術を習得した人たちが作り続けているのですが、郷さんもこの研究所で学んだ生徒さんのひとり。
ノッティングは経糸に、束にした木綿の糸を一房ずつ結びつけて編んでいく織物なので、厚みがあってふかふか、使い続けるうちに色も形もなじんていく椅子敷になるのです。
印象的なブルーは藍で染めていて、木綿の白い色とのコントラストもとても美しいのです。この記事を書いていて、早く展示始まらないかなぁ、早く見てみたいな椅子敷…!と気持ちが急いてきました。
なかなかノッティングの製法に触れる機会がないかと思いますので、今回は16日(金)と17日(土)にミニ壁飾り作りのワークショップも開催いたします。郷さん指導のもと、2時間程度で完成する小作品を制作します。興味のある方はご応募くださいませ。(詳しくは下記の詳細をご覧ください。)
初日15日といえば!諏訪の花火大会の日でもあります。花火の前に、さらさらふわふわ椅子敷展をぜひ見に来てくださいね。美潮さんも在廊しています。
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ノッティングの敷物 楽しい椅子敷展
2024年8月15日(木)〜25日(日)
10時-18時 火・水休
会場:生活と芸術の本 言事堂
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ノッティングとはノット(Knot)織という技法を使った結び織りの一種です。ウールや木綿の糸を束にしたものを経糸(たていと)に結びつけることで、厚みのある織物に仕上げます。今回、藍で染めた綿糸で作ったノッティング織りの椅子敷をご紹介します。経年により毛がしっとりと寝てきて椅子や体に馴染んでくる点、藍の色が変化する点も楽しみの一つです。
製作者/郷美潮(ごうみしお)
1988年生まれ。2015年に倉敷本染手織研究所へ入所。主に木綿やウールの敷物を制作している。
兵庫県民芸協会会員。2023年度日本民藝館展入選。
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ワークショップ開催します!
<ノッティング織りの壁飾りづくり>
身近な材料を使って、ノッティング織りの壁飾りを作ります。結び織りを楽しみながら体験してみませんか。
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1回目:8月16日(金)13時〜 (満席になりました)
2回目:8月17日(土)13時〜 (あとお一人様予約可)
(所要時間は2時間程度を予定)
【会場】生活と芸術の本 言事堂
【参加費】1,500円
【定員】各回2〜3名 ※8/17の回のみあとお一人様申し込可
【お申込方法】お電話O9O-7567-O766 または言事堂のInstagramのDMよりお申し込みください。