言事堂の日記帖(2023.4-)

2024-02-05 10:15:00

2024.2.5

立春も過ぎ、春がはじまるのかと思っていたら今日は朝から雪が降り始めた。一昨年末の店舗の改装時には2度ほど雪が積もって雪かきをしたけれども今冬はまだ。今日の雪でひさしぶりの雪かきになるかも。お客さんは今日は少ないはずなので、値付けに集中する。

昨年の秋頃だったか、来店してくださったとあるお客様から「この店は定まったジャンルがなくてなんでもあるのはなぜですか?」と言われてものすごく驚いたことをふと思い出した。つまりはセレクトされていない、節操がない選書とおっしゃりたかったのかもしれないけれど、私には意味が分からなくてその方の話を聞いている間、終始頭の中が「?」の状態だった。セレクト古書店も新刊書店も知っているけれども、そこと比較されても…。その方が「古書一般」を取り扱う、町の古書店に行ったことがないのかどうなのか。買取の本を店頭で選別するときに、他の古書店はもっと厳選して仕入れているのかもしれないけれどもお店で販売しなくても、市場に出して売ればいいと思って仕入れる書籍もあると思う。思い出してずっともやもや。