言事堂の日記帖(2023.4-)

2026-06-04 17:02:00

2026.6.4(木)-6.8(月)

6.4(木)

昨日は辰野美術館に久保貞次郎の展示を観に行きました。久保がどういった人物だったのか、パトロン的な活動をしていた以外はまったく知らなかったので、とても感銘を受けました。羽仁進とのつながりにも驚き、児童画にも力を入れていたりとそのことを知っただけでも大収穫でした。収蔵の美術館にも行ってみたくなりました。|今日は発送が多かったので梱包時に時間をとってせっせと作業。書類を作ったり問い合わせの本の写真を撮って送るなど。買取査定1件終わり。あと大きものは3件…。|1997年の細田書店の目録が古書の中から出てきた。長野県の本の値付けの参考になるかもと思って手元におくことに。少し調べたら細田書店は2013年に閉店したとある。日本料理屋やパン屋が入っている建物のところにあったようだ、今度歩いてみてみようと思う。伊藤富雄著作集の古書の値段が30年経ってもさほど変わらない(少し高くなっているはず)のもすごい。いろいろと思うところある数字が並ぶ。

 

6.5(金)

店頭買取3件、通販の梱包で時間がかかる。ゆうパックの大きさをとくに考えず梱包していたら、郵便の集荷の方が、あと2cm小さいと60サイズになるのに、とアドバイスをいただく。そうか、急いでいて何も考えていなかった。|清陵出身だというお客様が帰省ついでに立ち寄ってくださる。高校生の時は知らなかったですとのこと。高校生の常連さんはまだいないけど、清陵の子ならいても良さそうだけど。私は高校生の時に高松の昭和町によく通っていた古き良き時代の古本屋があって、もう無くなってしまったけど思い出深い場所です。あの時何を買ったのかな。老眼が急に辛くなってきたここ数日、死ぬまでに読めるだけ読んでおきたいと改めて思う。|組合の総会の委任状を書いたり、お客様にお礼の手紙を書いたり、関根さんにもメール、古書の発注などなど。|洋書の画集を少し値付け、縄文の展示のカタログなど今日は良い本が入荷しました。値付けが楽しみ。|先週、マキユエン編「さあ でかけよう!アメリカ童謡詩集」が入荷して、訳者の長沢永一郎さんが「信濃路」という詩集を出版されている方だったのでメモをしていたら、なんとその「信濃路」が買取で今日入ってきた。こんなことあるんだと驚いた。霧ヶ峰の詩もあった。|新田次郎「万治の石仏」が入荷、奥付に講談社文庫「鷲ヶ峰物語」による、とある。鷲ヶ峰物語はビジターセンターの展示室にあったものだ。さっそく書肆吉成に注文してみた。霧ヶ峰も出てくる小説なので読んでみることに。

 

6.6 (土)

仕事の前に茅野の運動公園にあるスケボーパークで初スケボー練習。かなこさんにつかまってなんとかボードの上で立ってはみたものの、進むことが出来ない。1時間ほど練習すると、助走をつけて滑ることができるようになった。なんでも練習あるのみ。今年は三線も始めたし、習い事を始めやすい年なのか。五十の手習い、年齢を言い訳にして何もやらないなんて勿体無い、なんでもやってみよう!|今日は天気もよくて気持ちがいい。開店ぎりぎりに戻るとお客さんがオープンちょうどの時間にいらしていた。慌てて準備をする。面白い本がどんどん入ってくるので値付けが楽しくてしょうがない。|これ、本当に100円なの?今日散歩していてよかったぁ!と言って近所のお客様が3冊お買い上げ。しばらく更新していなかった100円均一のラックもごそっと中身を変えたいと思います。

 

6.7(日)

今日は日本の古本屋の登録をとにかく頑張ろうと決めて午前中から登録作業。なんとか47冊。値付け前の文庫本と新書版の整理。|ラウリ・ポラーのCDの話をしたお客さまが再び戻ってきて、やっぱり旅先でこれだと思った本は買っておかないと、と言って数冊お買い求めくださった。うれしい!クヌルプの本とエクリの須山さんの話をしたり、今日はお客様とよく話をした気がする。雨の中ご来店くださりありがとうございました。あばこのことを知っているという人もいたな。今日は新刊書もよく売れて嬉しかった。仕入れが多くて出費ばかりだったので、これで補填できたかな。本を売って本を買う。