言事堂の日記帖(2023.4-)
2026.5.14(木)-5.18(月)
5.14(木)
先週のもやもやを引きずっての休み明け。朝一で「岡谷市史」上中下巻揃が売れた。古本屋の神様が「がんばれヨ」と励ましてくれているようだった。値付けが進まず公費の対応と書類作り、梱包作業に集中。棚の整理整頓をする。新刊書の営業のメールが多くて、他の業務より優先して返信すべきなのか迷うしどう返していいのかわからない。全部が全部、置くわけにはいかない。みんなどうしてるんだろう?対応が追いつかない。
5.15(金)
出勤前に銀行をまわって友達の家の猫に餌やり、癒された。猫の力はすごい。午前中は棚の整理を1時間みっちり。GWでだいぶ本が動いたので整え直し。昨日は3冊しか値付けできなかったので、今日はどんどんつけていきたい。査定をやってもやっても終わらない。めずらしい本が入ってきたので、興味のありそうなMさんに連絡。高額商品になるので通販に載せたらすぐ売れてしまうはずなのでその前に見るだけでも。当たり前だけど、売ってしまったら私も読めなくなるので今のうちに読む。|新書を20冊ほど値付け。買取で相当量入ってきたので、コツコツ値付けをする。|店頭買取1件、諏訪の近世史は在庫がありすぎてお断りした。同じく諏訪の近現代史も。重複が増えてくるとこういった感じで買取を断るものも出てきてしまう。保管場所関係もあるのでどうしようもない。|定時に締めますので、18時までに購入商品をレジにお持ちいただくと助かります。18時過ぎてから、「〇〇の画集ありますか?」はお答えできません。明日の営業を円滑に行うためです。ご了承くださいませ。
5.16(土)
休憩時間に山口耀久「『アルプ』の時代」を読んでいると、吉野せいがアルプに寄稿した文章があると書いてあった。ちょうど先日アルプがバラでたくさん入荷したので調べてみると、188号に「洟をたらした神」がそのまま載っていた。数ヶ月前に安曇野のむこうみね書店で買った本だったので、アルプとのつながりがあって少し驚いた。考えてみれば300号も続いた冊子だ、寄稿だけでも相当な書き手が参加していたというのも頷ける。バックナンバーをぱらぱらめくるのも面白いけど、本腰入れて1号から順番に読んでみるのもいいかもしれない。|那覇のカメラ洋品専門店オリエンタルホビーの小倉さんが開店と同時に現れた。松本から羽田に向かう移動の途中で立ち寄ってくださった。本当にびっくり!レンタサイクルで春宮に行くというので万治の石仏をおすすめしておいた。タイトなスケジュールの中、帰りにも寄ってくださりありがたいことです。お互い元気に頑張りましょうと言葉を交わして別れました。大正初期の古い冊子類が入ってきた。中には富士登山の指南書のような自費出版物があって、一番後ろのページに「上諏訪町角間 修文館印刷所」という広告があった。調べてみると、長野日報の前身の新聞社がかつて置かれていた印刷所だそう。(その後新聞社は末広にあったそうな)面白いなぁ。来週の読書会用に霧ヶ峰に関する文章を集中して読んでいる。尾崎喜八『あの頃の私の山』に、上諏訪駅前にあった理髪店店主で天文学者だった方のエピソードがあり、どのお店だったか気になっている。昔の住宅地図を見返してみようと思う。
5.17(日)
だいぶ隙間が出来ていた文庫本、新初版の棚に新入荷の古書をまとめて並べてみた。かなり充実してきてうれしい。手前に置いてある買取の本を早く終わらせないと棚の下の方が見えない、困った困った。|昨日入荷した富士登山の冊子、調べてみたら小杉放庵と平沢不浙がおそらく自費出版した冊子のようで(しかも印刷は上諏訪)、これは面白いものが出てきたととてもわくわくしています。もう少し調べてから日本の古本屋に出品しようと思います。