言事堂の日記帖(2023.4-)
2025.6.26(木)-6.30(月)
6.26(木)
遠方の出張買取から戻りました。行き帰りの道中で立教大の細野さんと晴臣くんの展示と、ずっと行きたいと思っていた国立ハンセン病資料館にも行くことができました。また来月も気になるどこかに行けたらなと思っています。買取の本はまた今日から少しずつ店頭に並べていきます。まずは査定が5件、待っていただいているのでこれを来週の水曜日までに終わらせることを目標に今週は頑張りたいです。常連のMさんご来店、東御市の古本屋「のらっぽ」さんのところに行ってきたそうで海野宿の話を聞きました。のらっぽさんとは沖縄時代からSNS上で知り合いだったので、そうか、のらっぽは長野にあるのか!と嬉しくなりました。定休日が同じなのでいつ行けるかな…。Yさんからオイルランプを譲り受ける。別所ランプというメーカーの製品らしい。おそらく先代の方よりも前のもののはず。Mさんから自家菜園のお野菜をいただく。茅野に新しくできた古本屋「書架かむかふ」のよりこさんとお友達がご来店、閉店まで楽しい時間を過ごせました。
6.27(金)
今日はやけに肌寒い日だなぁ、と思っていたところ、昨日クーラーをつけたまま帰ってきたということが判明。今年2回目、気をつけよう。昨日、年間の通販の目標注文件数を2ヶ月早く達成できたのでとても嬉しかったです。年の後半、これが崩れないように年末までまた目標を作って頑張りたいです。今とても仕事が楽しい、健康だからですね。ゆっくりと棚を眺めていたお客様に「金曜日だけ開けているのですか?」と尋ねられました。そんなふうに貴族のように働けたらな、と思ってしまいました。つまらなさそうですけど。Tさんからお野菜の差し入れをいただく。お野菜をいただくことが多くなってきて、ああ、夏になったんだなぁーと実感する。
6.28(土)
仕事前に知人の引越しのお手伝い。新居は温泉付きの住宅なので羨ましい(温泉地・上諏訪にはこういった住宅があるのです)。1週間分の入荷本の棚出し。及川さんが毎日やっていたことを、時間短縮のために1日にして工夫しています。グラシン紙をかける仕事も1週間分をまとめて。通販の梱包と新刊署の在庫の確認など。白水社の『シェイクスピア全集』が4冊だけ入荷しました。『真夏の夜の夢』や『テンペスト』を読みたい方どうぞ。300円均一です。たんかのかいの主宰・中野さんがイベントのちらしを持ってご来店。松本深呼吸での次回の『まつもとたんかたろう』は8月1日です。
6.29(日)
今日は通販の発送が少ないので査定をどんどん進める。査定だけで300冊ほど、よくやったと自分を褒める。査定途中で映像作家・出光真子さんがサム・フランシスの奥様だと初めて知る。今日は自分がいいな、と思っていてもなかなか売れなかった本が売れていったのでとても嬉しい。(なんで売れないんだ?すごくいいのに、と思っている本が実はたくさんある。)甲斐市の敷島書房の一條さんがお亡くなりになられたとMさんから連絡あり。非常にショックを受けてしまった。ついさっき、店頭でH君と敷島書房の棚にあった『天白紀行』の話をしていたところだった。もう書店は廃業するとのこと。お母様と店頭でお話をしたことがあったけれども息子さんとはまだお会いしたことがなかった。また再訪したかった。
6.30(月)
開店前に本棚の掃除。長野に来てから虫が少ないなぁと思っていたけれども、蜘蛛がとにかく家やお店によく入ってくることに気がついた。本棚も1日で蜘蛛の巣が出来ていたりする。特に一番下の棚によく蜘蛛の巣が付いているので今月に入ってからはよく観察するようになった。棚の整理をしてからグラシン紙かけと通販の梱包。出来ない日が多いけど、目標は開店前に梱包を終わらせること。月末のいろいろなものの精算日。経理の仕事も進める。