言事堂の日記帖(2023.4-)
2025.6.12(木)-6.16(月)
6.12(木)
梅雨入りしたけど今日は曇り空、均一本のワゴンを外に出す。買取本が10箱ほど到着。整理が間に合わない。通販の梱包。画家の増子博子さんにお願いしていた『ツキノワ木彫り熊ノート』が届く。益子で出会ったという山水土瓶の絵付けに着想を得て企画されたという展覧会のお知らせもいただく。『風景と創』、7/19から墨田区のGALLERY MoMo Ryogokuにて始まります。そのほか、駒ヶ根のまきこさんからは日舞の発表会のDMもいただきました。こちらは6/22に福生市民会館大ホールにて11時半開演です(主催:花柳千衛里・花柳秀衛)。明日から、リビルディングセンタージャパンにて『山といきあう』はじまります!言事堂の本も並ぶのでよろしくお願いいたします。
6.13(金)
7時半に出勤、リビセンに納品へ。(昨日の夜に少し会場を覗かせてもらった時にライブペインティングを見ることが出来てラッキーだった!)間に合わなかった新刊書は届き次第納品することに。『山といきあう』、みなさんよろしくお願いいたします。ショーウィンドウの100円の均一本をまだ交換できていないので今週どこかで進めたい。
6.14(土)
通販でキャンセルになったお客様から電話。どうしてキャンセルになったのかという問い合わせだった。「日本の古本屋」ではクレジットカード決済の方法が2つあって、一つは「単品スピード注文」というボタンからの注文で、これは購入時にクレジットカード即時決済となるのですぐに商品が送られてくる。もう一つは「かごに入れる」というボタンから購入する方法で、これは、注文後に在庫の確認をしてから送料を算出して、それからお客様にクレジットカード決済用のURLを含んだメールをお送りするというもの。電話をかけてこられたお客様は、かごに入れるボタンからの注文を、単品スピード注文ボタンから注文したと勘違いしていて、なんで届かないんだという少しお怒りのお電話だった。私が丁寧に説明しても、私が悪いというのか、といった感じの語り口で怒りが収まらない様子。時々こういう電話がある。クレジット決済を忘れているという方は本当に多くて、全ての商品を送料込みの値段に設定した「単品スピード注文」にしたいところなのですが、店内の在庫が突然消えることもあったり(なんでかねー)、保管中に帯やカバーが破れたり、いつの間にか角が潰れていたり表紙が折れ曲がっていたりとコンディションの変化があるため、うちではこの「単品スピード注文」のボタンを設定している商品はそんなに多くないのです。困ったものです。決済を忘れているお客様には電話をしたり、期日前日にメールを改めて送ったりしています。どれが正解かわかりません。ちゃんとメールは確認してくださいと表記はしているのですが、メールの文面なんて結構読んでないものですよね。私もそうですから。
6.15(日)
2年前の開店してすぐの頃に来てくださったお客様が久しぶりのご来店。別荘地にある友人宅の蔵書を引き取ってもらえないかという相談を受ける。写真を見せていただいて、大体の査定にかかる時間など検討をつける。ありがたいことに、いわゆる”諏訪圏”といった広い範囲からも買取のご依頼がある。山梨へもお伺いしたことがある(上諏訪から下道で1時間以上かかる場合は出張費用をいただいています。)ので、開店時に想定していた商業圏よりは今はもっと広く仕事ができている感覚。とてもありがたいです。買取のご相談はお気軽に、メールやお電話くださいませ。今日はお客さんも多くて常連のHさんとも楽しくお話しできて、本を運びすぎて忙しかったのですが今日もいい一日でした。たくさん注文が入りますように。リビセンでの「山といきあう」もまだまだ開催中です。
6.16(月)
朝一でイルフ童画館の出久根郁展を観に行く。20年前に書店で「ペンキや」をたまたま見かけてすぐに購入して、それからずっと出久根さんのファンだったので、原画を見ることが出来て嬉しかったです。石膏やテンペラを使った手描きの原画はとてもとても美しかったです。デジタルの作画はここの魅力がないことがもったいない。絵筆や道具の付き合い方も違ってくると思う。気持ちの切り替えもできて今日も頑張れそう!最近前週の注文が続いていいて、最近だと「長野県史 通史編 全10巻」、講談社の「赤毛のアンシリーズ 全10巻」、そして「山川菊栄集 全11巻」が売れていきました。全集は本当に売れていくスピードが遅くて、半分諦めて仕入れをしているところがあります。売れると本当に嬉しい!倉庫的にも喜びいっぱいです。火・水は定休日です。また木曜日に。