言事堂の日記帖(2023.4-)
2025.1.23(木)-1.27(月)
1.23(木)
Hさんがご自身も参加されている同人誌「渋谷川」を持ってきてくださる。大学生の時から続いている、小説や評論を中心とした冊子だそう。笠智衆の短編が気になる。
店頭買取1件、郵送買取1件、大口の査定の支払い等々。年末から買い取りがものすごく増えていて、本棚も入り切らず大変になってきています。嬉しい悲鳴です。入ってきた分売れていくといいんだけど…。
1.24(金)
店頭買い取り1件、HC版のミシェル・ウエルベック「素粒子」、川田順造「口頭伝承論」(平凡社ライブラリー版のほうです)など入荷しました。「素粒子」は新刊書コーナーに文庫でも販売中です。
いちにち平和でした。
1.25(土)
一箱古本市が上諏訪駅前のすわっチャオにて開催、その流れでお客さんがたくさん流れてきてくれた。賑わった土曜日だった。
17時からはナビゲーターに中野霞さんをお招きして「たんかのかい」を開催、歌人のかたの歌をみんなで鑑賞したり、すでに歌としてある上の句の、下の句を想像して作ったりと想像以上に楽しい2時間だった。定型を守りつつ自由に歌を詠むことの不自由さからくる自由さにとてもしびれた。今年のうちにもう一回開催してほしいと中野さんにリクエスト。次は夏頃かな?
1.26(日)
昨日の「たんかのかい」の余韻の中でいつもの仕事。
沖縄で何度か朗読会を開催したことがあって、その時の参加者Kさんがご来店。なんと安曇野で古本屋さんになっていてびっくり。山小屋でも働いていて、夏に行けたらいいなと思っていたところだった。再会できて嬉しいです。
1.27(月)
買取査定3件、集中力を使うのでお昼ごはんが身体に沁みた。何度か本を預かっているお客さまが駒ヶ根からいらっしゃる。会うのは初めて。5箱ばかり預かる。
神奈川・沖縄からchahatの大竹さんとりえさん、カメラマンの関めぐみさんがご来店。大竹さん・りえさんはスキーをするらしく、明日も雪山に行くらしい。私も早く雪山デビューしたい(登山のほう)
安部公房の文庫本がまとまって入荷しました。生誕100年を迎えた三島由紀夫の文庫本も揃っています。諏訪が舞台の「愛の疾走」はありませんでした…
chappoの冬の帽子展は会期延長が決まりまして、2/3まで開催しています。会期中は来れなかった、というかたはぜひこの延長期間中にどうぞ!